建物は新築の時は綺麗で快適に過ごせるのですが、築年数が経過すると、どうしてもあちこちに汚れが目立ったり、設備に不具合が生じてきます。
古くなったからしょうがないと、汚れや不具合を放置しておくと、建物自体の耐用年数にも影響してくるため、専門の業者が建物の管理や維持を請け負うのです。このことをビル管理と呼んでいます。
ビル管理では、日頃から建物の細かい点検を行います。例えば、通路の電球が切れていないか、エレベーターに不具合が生じていないか、部屋の鍵が壊れていないか、などを点検し、不具合があれば、修繕します。
ひとくちにビル管理といっても、幅広い業務があり、ビル管理の業務には、安全性の確認や警備も含まれます。例えば、事件、事故、火災を防止するために、定期的に巡回したり、外部からの人の出入りをチェックしたりします。
万が一、問題が起きた時は、入居者を避難させ、警察や消防に連絡する、という業務も含まれているのです。
なお、ビル管理の担当者は、初期消火の技術、介護や簡単な応急手当が出来るように訓練されている場合が多くなっています。
また、管理者は、電気や空調における異常を見つけ、事故を防ぐことで、入居者の安全を守ります。
その他、ビル管理会社の中には、受付や電話対応なども請け負っているところもあります。
昭和45年に「建築物の衛生的環境の確保に関する法律」が公布されました。この法律はビル管理法と呼ばれます。
この法律では、建物の所有者に建物の維持と衛生管理を義務づけており、管理技術者を監督に置くものです。
この法律が施行された時期は高度経済成長期で、高層ビルが次から次へと建設されたことが背景になっています。
建物を維持するための法律がなく、安全面や衛生管理など、問題点がたくさんあったために、建築物を取り締まることを目的としたビル管理法が公布されました。
そして、ビルなど大型建築物が増加するにつれ、ビルの所有者から依頼されて、ビルの清掃や設備の維持管理を受ける会社が増えてきました。
ビルの衛生環境を維持するためには、建物の維持管理を請け負う業者が、その業務を適切に遂行し、資質の向上を図ることが大切です。
昭和55年の法改正で、こういった事業者に関して、登録制度が設けられ、建築物の清掃、空気環境の測定、空調用ダクトの清掃、飲料水の水質検査、飲料水の貯水槽清掃、排水管の清掃、ネズミや害虫の防除などを行う豪奢の登録制度が設けられました。
登録の有効期間は3年となっており、登録された事業者は、登録業者である旨の掲示することが可能となっています。
多くの方がビルを利用していることと思います。
いつもは何気なく利用しているビルですが、ビル管理業者が建物の設備を維持し、快適な環境を提供するために様々な業務を行っているため、建物の機能を維持することができ、人々が気持ちよく過ごすことができているのです。
もし、建物が薄暗くて汚らしいのであれば、誰も行きたいと思わないでしょう。
建物はしっかりメンテナンスを行わないと、どんどん劣化していき、場合によっては、利用者の健康を損ねたり、危険を及ぼすこともあるのです。
利用者の安全を確保し、快適に利用できるように、ビルの所有者は、ビルのメンテナンスを行い、建物や設備を綺麗に保てるようにしています。
また、利用者が気づかないところで、ビルのセキュリティチェックもしっかり行われていて、ビルに異常が起こらないように監視されています。
ビルの管理をする業者が存在するからこそ、人々は安心して、ビルに出入りし、利用することが可能なのです。
当サイトでは、このようなビル管理について、詳しく紹介していきたいと思います。
現在、ビル管理業者は数多く存在し、どの業者を選んだらよいのか悩んでいるビルの所有者もいるのではないでしょうか。
そういった方のためにもお役にたてる情報を発信していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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