lanケーブルが通信速度に与える影響とは?

インターネットを利用する際にはまずプロバイダとの契約を結び、モデムや光回線終端装置を設置することになります。

そこから直接、或いはルーターを介してネットワーク機器と接続するのですが、その際に必要になるのがlanケーブルです。一昔前まではパソコンをインターネットに繋ぐためのコードというような認識が一般的でしたが、様々な電化製品がネットワークに接続できるようになった現代では、よりその重要度を増しているといえるでしょう。そんなlanケーブルが回線の通信速度に影響を与えるという事実は意外と知られていないのではないでしょうか。

一見するとどれも同じように見えるlanケーブルですが、それぞれに性能が異なるため、適したものを利用しないと回線速度に影響を与えることもあるのです。lanケーブルはその性能によってカテゴリーに分けられていて、カテゴリーごとに最大通信速度に違いがあります。

カテゴリーの低いものでは10Mbpsのデータしかやり取りができなかったり、逆に高カテゴリーのものでは最大10Gbpsという高速インターネットにも十分対応できたりします。いくら高速インターネットに契約してもlanケーブルの性能がそれに見合わない場合、その性能に制限されて通信速度に影響を与えてしまうことがあります。インターネットを快適に利用するためには、単に高速インターネットサービスを提供する会社を選ぶだけでなく、その周辺機器もそれに見合ったものを揃える必要があるのです。

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