配線ダクトを塗装すれば室内の美観を損なわない

生活必需品である家電は、各家庭に10台以上あると言われます。

オーブントースターやホットプレートなどは、使用する時だけ電源コードをコンセントに差し込むものですが、テレビやDVDレコーダーなどは常にコンセントに繋いで使用することが前提です。ずっと電源コードに差し込んでいると床にケーブルが這った状態で見栄えが悪く、ご高齢の方は足を引っ掛ける恐れもあるので好ましい状態とはいえません。散らばった電源ケーブルを綺麗に片付けるには、「配線ダクト」を設置する方法があります。

昨今では新築住宅であれば、リビングや寝室には隠ぺい工法を用いた配線ダクトが設置されているので、電源ケーブルで室内の見栄えが悪くなるということは稀です。既存の住宅で新たに配線ダクトを設置する場合は、外付け工法で壁に化粧カバーをいう種類のダクトを取り付ける事になります。

そのままの状態だとダクトが目立ってしまって室内の美観を損なう可能性がありますが、ダクトに塗装を施すことで限りなく目立たせないように出来ます。配線ダクトの素材は強化プラスチックなので、アクリル系塗料で簡単に塗装を施せるのが特徴です。ホームセンターで多数の塗料が販売されているので、壁紙の模様や色に合ったものを購入しましょう。塗装する際は内部に電源コードが入った状態でも問題はありません。刷毛を使ってゆっくりと色を塗っていくだけなので、女性でも簡単に仕上げることが可能です。もしご自身でおこなうのが困難という場合は、リフォーム会社に依頼すれば1時間程度で仕上げてくれます。

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