海の沿岸やかなり内陸でも耐塩害性のある結束バンドで

みなさんは樹脂製のものを屋外で使っていますか。

樹脂製のものと言われてもすぐにはピンとこないかもしれませんが、例えば、身近なところでは洗濯バサミがあります。その多くは樹脂で出来ています。これを長年使っていると色が薄くなってきたり、表面が粉っぽくなったり、さらには先端を開こうと指で押したら折れてしまうといった経験をしたことがあるかもしれません。樹脂製のものを屋外で使用すると直射日光を浴びることもありますし、時には雨水がかかったり、暑い時も寒い時もあります。そういった過酷な自然環境では劣化が早まるのです。

洗濯バサミぐらいならそれ程高いものでもないですし、新しいものを購入すればいいだけですが、劣化が進んで壊れてしまっては困る樹脂性のものもあります。例えば、屋外に這わしているケーブルやそれを外壁や柱に括りつけておくための結束バンドなどがあります。ケーブルは屋外の使用を想定して丈夫に作られていることが多いですが、結束バンドはどうでしょう。丈夫に出来てはいますが、細いですし不安に思うことも無きにしも非ずです。いつのまにか外れてケーブルがぶらぶらしだすと切断してしまうこともあります。

実は先程紹介したように劣化する原因は直射日光や雨、温度差だけでなく海の沿岸の場合は塩害といったこともあります。樹脂製のものはこの塩害でも劣化が早まるのです。ですので、海の沿岸に住んでいる場合などは耐塩害性のある沿岸の結束バンドを使った方がいいのです。沿岸からかなり遠くだと大丈夫なのかと言えば、そうとも言い切れないこともあります。例えば台風です。これによってもたらされる暴風雨は海水をかなり内陸にまで飛ばすことがあるのです。ですから沿岸でなくても用心して耐塩害性のある結束バンドを使っておいた方がいいかもしれません。

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