電気関係の仕事に従事している人でなければ接することのない配線ダクトです。

しかし、最近はごく普通の人が生活の中で利用するようになってきています。その理由は、シンプルに「使い勝手がいい」からです。そもそも配線ダクトがなんのためにあるのかわからない人もいますが、実は普段生活している中でほとんどの人が見かけています。しかし、意識していませんので気がついていないのが普通です。ですが、繰り返しになりますが、絶対に見ています。

スーパーに買い物に行くことは誰しもあると思いますが、90％以上の人は食品を買いに行くためです。つまり、食品売り場に行くわけですが、食品売り場の天井を見ますと電球が点いています。商品をきれいに見せるために電球で照らしているのですが、その電球のコンセントが配線ダクトです。売り場はレイアウトを変更することがたびたびありますが、そのたびにコンセントを作り直していては非効率過ぎます。コンセントを作り直さずとも延長コードで電源をとる方法もありますが、天井が電線で埋め尽くされることになってしまいます。

そこで役に立つのが配線ダクトです。配線ダクトはカーテンレールのようなものを天井に設置することでその範囲内ですとどこにでも電球を設置できます。レールがすべてコンセントになっているような代物です。このようにしますと電線が天井を埋め尽くすこともありませんし、電線がたるんだりすることもありません。最近ではその便利さ家庭に取り入れる人が増えているようです。